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アフリカのエボシドリ

日本語でエボシドリと呼ばれる大型の鳥達は、アフリカに特有の鳥で、目にしたことが無い人がほとんどだと思います。森林に住むものとサバンナに住むものがいますが、森林に住むものはそれはそれは美しい緑色、サバンナに住むものは地味なモノトーンのものが多いです。

サバンナに住む一部の種類を除くと見る事も非常に困難で、ましてや写真を撮る事は大変です。僕もケニアにいた時には人前に出せるような写真は一枚も撮れず、やっとタンザニアに来てから「おお、エボシドリ!」とわかる程度の写真撮影に成功しました。

ここに写真を載せたものの他に、あと2種類見て写真も撮ってあるのですが、全く何が写っているかわからない状態なので掲載はしません。

Ross's turaco

この左側の写真は、Ross's Turaco といいます。見てわかると思いますが金網の中にいます。残念ながら野生のものはまだ見ていません。野生のものにこれだけ近づく事はまず不可能ですから、とりあえずこんな顔をしているというサンプルとして載せました。

Livingstone's Turaco

わかりにくい写真ですが、これは Livingstone's Turaco といい、ジンバブエのビクトリア滝周辺で撮影しました。300mm の望遠で撮っても、曇り空の下、距離もありましたからこれくらいにしか写りません。どちらかと言うと前身緑色に近い鳥です。左を向いていますから念のため。

Hartlaub's Turaco

これがやっと撮れた Hartlaub's Turaco の何が写っているのかわかる写真です。タンザニアのアルーシャ国立公園の森林地帯で撮りました。500mmズームレンズに三脚を使用しています。お気づきのように木の陰にいますが、いつもこうした所にいるため非常に撮影が難しいのです。

Turacoの翼の裏
これは上と同じ鳥が写っています。翼の裏側に鮮烈な赤い色がついており、それを写そうと粘った結果がこれでした。シャッタースピードが遅いですからぶれぶれです。それでもどんな赤があるのかわかると思いますので、あえて掲載する事にしました。

Bare-faced Go-Away Bird
右側の写真は Bare-Faced Go-Away Bird といい、森林性の美しい連中とは違って、地味系の方に属します。これはケニアのマサイマラでの撮影だったと思います。違ったかな?

下はその親戚、White-Bellied Go-Away Bird で、エボシドリの仲間では一番よく見かけるものです。大きな変な声で鳴き、それが「Go away!」と聞こえると言うのですが、そう聞こえた試しがありません。

White-Bellied Go-Away Bird