アフリカのブッポウソウ

ブッポウソウと言うと、コノハズク、つまり「声のブッポウソウ」を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、ここで言うブッポウソウは「姿のブッポウソウ」の方です。地味な夏鳥で、日本では僕はまだ図鑑でしか見たことがありません。アフリカに来て下の写真の鳥を見た時に、まさかこれが日本のあの地味なブッポウソウの仲間だとは気がつきませんでした。他にも撮影しているはずですが、見当たらないのでとりあえず3種を載せておきます。

これはアフリカで見かける最も美しい鳥の一つ、かつ最も容易に見られる鳥の一つでしょう。Lilac-Breasted Roller といいますが、羽を広げて飛んだ時はもっと美しいです。何度かトライしていますが、うまく撮れたためしがありません。

これは rufous-crowned roller といいます。rufous というのは赤茶けたという意味です。

これは European Roller です。その名のとおりヨーロッパで見られる鳥のようですが、ヨーロッパが冬の間はアフリカへ来ています。このあたりは冬に東南アジアへ行く日本のブッポウソウと似ています。